留学生の声第5回: 茶木田 隼 さん

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    反中でしたが、大学のゼミの教官に 交換留学で中国に行け、といわれた。おまえは偏見が多い、と

    1. 滞在は何年何月からどのくらいの期間?

    2003年9月~2005年1月

    2. こどもの頃の中国のイメージと現在のイメージは?

    こどもの頃 : 地理好きのぼくとしては黄河、長江、雄大な大地。
    現 在 : わりにいい人が多い。

    3. 一番最初の中国との出会いは?

    やっぱ、はじめて中国を意識したのは反日活動。テレビでみて、なぜこうもかれらは反日なのか、と。この疑問が中国を意識し始めた出発点。高校までは驚異の反中でした。

    4. 中国行きの直接的な契機は?

    そんな反中でしたが、大学のゼミの教官に交換留学で
    中国に行け、といわれたことが契機で留学。教官にいわせれば、おまえは偏見が多い、と。あの頃は、日本人はみな反中だと思ってましたね。

    5. 渡航形態は(自費 or 奨学金、語学 or 研究 or 仕事…)?

    東京学芸大学の交換留学プログラムを利用して行きました。部屋は8畳程度の部屋にふたり。共同生活です。ルームメイトは韓国人似の日本人でした。学費が免除ということで、寮費と生活費が自己負担でした。所属は漢語班。

    6. 渡航準備で苦労したことは(お金や家族の説得などなど)?

    渡航準備というわけではないのですが、上海の空港に着いて寮に行くまで、日本で習った中国語が全く通じなくて困った!
    あれ、みんなどうやって大学までたどり着いてるんですかねえ?

    7. 最も好きな中華料理は?

    もちろんチャーハン。大学裏の小さい店でやたらとうまいチャーハンが食べられて、一日一回はいってました。で、全員顔見知り。食べた後は昼寝、でかなり太りました(笑)。

    8. 滞在して最も良かったことは?

    メシの種類が日本料理の四倍くらいあるうえ、どれを喰ってもうまい!やっぱ世界の三大料理のうちのひとつに数えられるだけあるな、と感心しましたね。

    9. 滞在中インパクトがあったことは?

    雲南省で寝台バスに乗っていたんですけど、朝起きたら財布がなかった!で、着いて下りるときに、後ろのおばちゃんから「落ちてたよ」と財布を渡されたら、中身の金ゼロ!!でもカードがあってよかった。カード無かったらぼく泣いてましたよ…カードのほうが重要だし。でも、カードとか知ってるんですかね?彼ら。日本だったらカードだけ残ってるなんてありえない。

    10. 最後に、これから行く人にメッセージをお願いします。

    命がけで日中友好に取り組んでください!

    茶木田さんの留学していた大学は・・・

    【華東師範大学】
    住所: 上海市中山北路3663号 〒200062
    問合せ: 国際中国文化学院
    URL: http://www.ecnu.edu.cn/

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