留学生の声第8回: 井上 明子さん

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時には喜び、時には苦しみながら、その果てに築いた幸福はいつまでも持続する

1. 滞在は何年何月からどのくらいの期間?

2004.2~2006.7の2年半。

2. こどもの頃の中国のイメージと現在のイメージは?

こどもの頃 : チャイナドレスにお団子頭。
現 在 : 男も女も、みんなズボン。(イメージじゃなくて、これホント!)プラス思考で、ちょっとした事では、くじけない人達の国!

3. 一番最初の中国との出会いは?

高校時代、私の家にホームステイに来たマレーシアの女の子との出会いが、記憶に残る一番最初ものです。彼女は中国系マレーシア人。英語・マレー語・中国語を喋れる、関西ノリのおもろい子。
彼女に出会えて、アジアの国々、特にマレーシアと中国に興味が沸きました。今でも彼女とは交流があって、マレーシアへも二回行きましたし、彼女が上海へ遊びに来てくれたりもしました。

4. 中国行きの直接的な契機は?

仕事で中国出張が多かった父の影響で中国に興味を持ち、大学で中国語を専攻したことがきっかけです。すぐに中国語の先生(中国人)とも親しくなり、中国行きの決断にはそれ程時間はかかりませんでした。

5. 渡航形態は(自費 or 奨学金、語学 or 研究 or 仕事…)?

自費留学です。最初の半年は語学留学。その後は、学校と交渉して、芸術留学に切り替えました。

6. 渡航準備で苦労したことは(お金や家族の説得などなど)?

ビザ、海外保険、国際電話の事等々、調べ物が大変でした。全然分からなかったので、かなり時間をかけ、基本的な事から勉強を……(泣)
今でも、その時調査した事柄をまとめたファイルを残しています。情報が古いですが、なんだか捨てられないのです。

7. 最も好きな中華料理は?

料理ではなく、お店ですが、戯劇学院の近くにある創作中華料理屋さん、『原創私房菜』が大好きです!海老料理全般、本当に美味しい!!初めてこのお店を知った時、上海って素晴らしぃ~って思いました。(笑)

8. 滞在して最も良かったことは?

日中合作ミュージカルができた事!!
二年半の留学生活の半分が、このミュージカルの為の時間でした。中国だからこその難問は多々ありましたが、振り返ると、日本では決してできない良い経験ばかり。尊敬すべき方々にも出会え、深い絆で結ばれた日中の仲間ができました。上ステメンバーのaiyaちゃん、sebastianさんにも、沢山助けて戴きました☆支えて戴いた、すべての方々に感謝です!! 近い将来、中国メンバーを日本へ招聘し、日本公演を実現したいなぁ~♪

9. 滞在中最も驚いたり面白かったりしたことは?(クラスで、職場で、家庭で…)

上海には野生動物園というちょっとしたサファリ・パークのような動物園があるんですが、そこでは客は普通のバスで移動するんです。それでびっくりしていたら、バスには檻に入った活きた鶏が売られていました。なぜ・・?と思っていたらライオンのエリアでそれを買った客がなんとバスの外に放り投げているんです。まさに「生命の現場」。中国のたくましさの根源を見たような気がしました。

10. 滞在中最も印象が悪かったことは?

バスがエンストして、乗客総動員で手押し。(ちゃんと動いてました、巨大バスがっ! 恐るべし中国パワー!)屋外で授業をしていると、必ず二、三人、見ず知らずの通りすがりのおっちゃんも参加。(自分が興味のある物体にはトコトン近付き、観察する。これ、中国人の常識!)私にジーパンを買わせようと、キツキツなのに、無理矢理穿かせようとする店員。(本気で苦しかった、あのジーパン……)
もっとあるのですが、、、この辺にしておきます!でも、日本人も、中国人から見れば、色々面白い所あるだろうな~。お互い様です。

11. 最後に、これから行く人にメッセージをお願いします。

中国の古文書で、日本のビジネス分野でも注目を集めている『菜根譚』に、こんな言葉があります。

「一苦一楽相磨練、練極而成福者、其福始久。
 一疑一信参勘、勘極而成知者、其知始真。
 時には喜び、時には苦しみながら、その果てに築いた幸福は
 いつまでも持続する。
 時には疑い、時には信じながら、その果てに得た認識は、
 初めて真実といえる。」

これから中国へ行かれる方々が、一苦一楽・一疑一信の中国ライフを送られますように!!!

井上さんの留学していた大学は・・・

【上海戯劇学院】
住所: 上海市華山路630号 〒200040
問合せ: 外事弁公室
URL: http://www.sta.edu.cn/

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