本場上海料理『虎嘯飯庄』

0
1938

店名に少し荒っぽい気質を感じてしまうこのお店。
【虎嘯風生】「虎が吠えて風が巻き起こる」という四字熟語の一部「虎が吠える」が使われているのですが、例えると「優れた能力を持つ人が機会を得て奮起すること。そして世に出て活躍すること」を言っているのだそうです。確かに1階の壁には、古き良き時代のモノクロ風景写真と共に、当時活躍されたであろう有名な映画俳優さんや女優さん、サッカー選手の写真が所狭しと飾られています。皆さんこのお店の常連客だったようです。お店の名の如く、ですね。私もあやかりたい(笑)

店舗外観からはさほど大きく見えないのですが、店内は人目に触れないよう、なかなか深い作りになっているようです。私も店内全部は拝見していないので何とも言えませんが、「別有洞天(Biéyǒudòngtiān:別天地のようだ)」と何かのレストランレビューに書いてあったのを覚えています。お料理は上海料理。「精致中餐(Jīngzhì zhōngcān:手が込んでいる中国料理)」と店の名刺に印刷されています。

「菌菇浓汤泡饭」というメニューは云南から毎日空輸で新鮮なキノコ類を取り寄せているらしいですし、15時間煮込まれた鶏ガラスープが使用されている麺や泡飯は濃厚な色合いにも関わらずサラリとしていて絶品です!

日本人のお客さまはそう多くはなさそうです。地元に根づいていて家族・友人・仕事の宴会等、やはり多人数で行きたいお店です。
実はひとりランチにも行きましたが(笑)あれもこれも食べたいのに頼めない~(泣)頼んで食べきれなくて「打包(Dǎbāo:お持ち帰り)」してしまいました(笑)

虎嘯飯庄

上海市長寧区武夷路369号 x 定西路
021-6212-7948
10:00~14:00/17:00~22:00

前の記事『金剛:髑髏島』公開中
次の記事桜前線到来
上海在住。アート好き*飲む食べる大好き (写真:©Adachi Makoto)

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください