地下鉄9号線が電気系統の故障で運休に 松江エリアは大混雑

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    4月14日朝、最寄りの地下鉄の駅(佘山駅)に行くと、いつになく駅の周りに人が溢れてて、歩道橋の上までスズナリに!映画村が同じエリアにあるので、てっきり大型映画のエキストラ輸送でもあるのかと思いながら、駅に入ろうとすると・・・

    すでに改札口は全面封鎖で、人の流れは駅から出るだけで中には入れず。30分ほど並んで遅延証明書(中国語で「致歉信:Zhìqiàn xìn」=お詫び状)をもらってる間に、ホームにいた人たちが全員駅の外に出るよう指示されて、押し合いの軽いパニックも発生。

    人が集中しすぎてるのか、電波も繋がりにくく。振替バスもタクシーも人があふれていて、とても乗れそうにない状況。諦めて家に帰るかと思い、ふと振り返ると、地下鉄から線路に降りて歩く人たちの姿が!(地下鉄9号線は、松江エリアでは地下ではなく屋外を走っています)地下鉄に乗っていた人たちも全部降ろして、午前中いっぱいこのエリアは地下鉄運休になりました。

    今回、上海の郊外生活はいかに地下鉄に頼っているか、そして普段は上海の地下鉄はほとんど遅れることもなく規則正しく運行してるか、改めて痛感しました。上海の地下鉄で人身事故が起こったとはめったに聞かないですし、渋滞のひどい車移動より、地下鉄は時間に正確というイメージです。

    その分、一度止まってしまうと、大混雑が起こり、移動は困難ということも学習した1日でした。周りの通勤途中の人たちも、会社に連絡を入れた後は、もうどうしようもないから近くで朝ごはんでも食べようか~と落ち着いた様子でした。

    上海市政府のサイトでのニュースはこんな感じでした。

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    次の記事今日は「谷雨(Gǔyǔ)」です。
    神奈川県生まれ。牛心オーナー。 青山学院大学文学部卒業。北京電影学院留学を経て、2002年より、中国・上海のテレビ制作会社に勤務し、日本文化や流行を現地で発信する仕事にたずさわる。

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