お茶をめぐる旅:中国雲南省4~熱帯雨林&モンラー

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    プーアル茶を堪能したところで・・今回の旅のもうひとつの山場、陸路での国境越えです。

    通常、雲南省から陸路でタイに入るには、景洪からモンラーという国境近くの町までバスで移動し、
    ラオス・フエサイ行きのバスに乗ります。フエサイに着いてから少し移動し、メコン河を渡るとタイ・チェンコンです。

    わたしたちは易武山へ行った後、地理的に景洪には戻らずにそのままモンラーまで送ってもらうことに。
    少し時間があったので、モンラー近くの熱帯雨林ジャングル「望天樹」に寄りました。
    スピードボートで川を10分ほど下り、そこから先が高さ40-80メートルもある巨大樹、望天樹の入口です。
    よっぽど植物に興味がある人でなければ、短いほうのトレッキングコースで十分だと思います。
    特色として、望天樹に掛けられた高さ約30メートルのつり橋を渡ることができますが、さすがに中国ではコワイ・・・

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    そして、モンラーの町到着です。ここでお世話になった運ちゃんともお別れ。
    奮発したタクシー代金を渡すと、ニマニマしながら手を振って去って行きました。今夜は豪華に食べてよね!
    こんな国境近くの小さな小さな町でも、i-phoneは人気のようです。Appleの人気の高さと、中国の購買力の高さに感心。

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    この日一番の仕事、翌日フエサイ行きのバスチケットは、モンラーのバス乗り場でゲットできました。
    この前日に景洪で手配しようと思ったのですが、乗車一日前でないと手配ができないと言われ、仕方なく場当たり的に。
    最初はチケット売り場のおばちゃんが「ない」と言うのを、何とか機嫌を取って「あるはずだよぉ」とねばると「あった」と言って、予約してくれました。みなさん、ねばりましょう。怒ってもこちらが変な人と思われるだけです。

    チケットはこんな紙切れです。翌朝8時半に出発するバスで国境越えを含む8時間の旅、お値段は98元(約1200円)です。
    出発時間が早いので、バス乗り場の隣にあったホテルにチェックイン。なんと1泊1部屋60元でした(約900円)。
    上海だとありえない値段だな~。雲南省の物価は思ったより安い。やっぱりタクシー払いすぎたな、ははは。

    ちゃんとツインベッドだし、お湯も出るし、下の宴会場から延々聞こえてくるカラオケはお愛嬌として、早めに就寝です。

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    金橋大酒店/Gold Bridge Hotel

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    大阪府生まれ。 大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)卒業。 1998年北京広播学院、2004年上海戯劇学院に留学。 その後、上海にて3年間のOL生活を経て2007年に日本帰国。

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