ミントティーと中国緑茶

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    震災以来、さほど忙しくもなかったのですが、ブログを開いてもなかなか記事を書く気になれませんでした。
    気温が上がり、連休にも入って、ここで少し調子を整えたいという方は多いのではないでしょうか。

    そんな我が家の今日は、洗濯と植物の世話から始まりました。
    ミントが大分育ってきたなあ・・ということで、ミントティーを作ってみることに。

    ミントティーと言えば、モロッコ。行ったことはないけれどいつか行ってみたい憧れの土地です。
    モロッコ料理屋さんやカフェなどでたまに飲むミントティーは、何がはいっているのかな?
    調べてみると、中国緑茶をベースに、ミントの生葉と砂糖を煮出して作るのがメジャーなようです。

    ただ、この中国緑茶は煮出し用に固くまるめられたもの(通称ガンパウダー)ということで・・
    うちにはいっぱい中国緑茶があるけど、そんな種類はないなぁと思っていたところ、お!
    スリランカで買ったお茶セットのパッケージに中国茶がひと箱ついていたことを思い出し・・・。
    そしてビンゴ!これがガンパウダーと呼ばれる中国緑茶なのね~。初めて見ました。

    スリランカでは、一部の茶葉を紅茶にせずに、緑茶にして輸出をしていると聞きました。
    なるほど・・もしかしたら、モロッコで使われている茶葉もスリランカから出ているのかもしれません。

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    お味のほうは・・ミントの生葉だけで作ったハーブティに比べて、緑茶の苦みと砂糖の甘味が効いてます。
    暑いモロッコで飲みたくなる味なんでしょうね!

    ちなみにこの緑茶だけをいただくと、すごく苦いです。
    一般的な中国緑茶とは違うものですが、中東のほうでは好まれて、中国緑茶として定着しているんですね。
    茶葉は味も飲み方も、その土地の食生活やお天気に合わせてしなやかに変化を遂げてゆくのですね。

    わたしはこのままではちょっと飲めないので、ミントティーとしていただこうと思います。

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    大阪府生まれ。 大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)卒業。 1998年北京広播学院、2004年上海戯劇学院に留学。 その後、上海にて3年間のOL生活を経て2007年に日本帰国。

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