上海散歩最終日

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1958

上海最終日、朝から外灘(バンド)へお散歩に出かけました。
バンドとは、黄浦江に面する川沿いのエリア。上海の風景として一番有名なところだと思います。
2年前に来たときには工事中で最悪の環境だったのですが、工事が終わってここもキレイに。
広い歩道は歩きやすく、青い空にバンドの建物が映えていました。

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ここ(上写真左)は、以前高架の降り口だったのですが、驚いたことに高架がなくなっていました。
何かが新しくできるのはわかるけど、あったものまできれいさっぱり壊してしまう上海の大胆さにビックリ。少し歩くと、今も進行中の建設現場が。これもまた、上海の一面なんですね。

ところで、地下鉄が充実したことで儲からなくなった一部のタクシー会社のマナーが悪くなったようで、わたしも今回メーターを改造しているなど、たちの悪いタクシーにつかまってしまいました。

タクシーはやっぱり「大衆」か「錦江」に乗るのが無難。
逆に、エンジ色の車両と濃紺の車両は避けるのがベターです。

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バンドから歩いて、新しくできたという老西門のお茶市場に行ってみることにしました。
できたばかりということもあって、開いているお店はちらほら・・

ここ以外にも、お茶市場はどんどん増えているようです。
いい茶器を置いているお店と、台湾茶が手に入るお店を探すことが、次回のミッションになりそうです。前日行った天山茶城のプーアル茶のお店には、同じ年の女性がいて、仲良くさせてもらっています。この日は彼女のお宅に伺って、お昼ごはんをごちそうになりました。

かわいい赤ちゃんにもご挨拶です。
上海の不動産価格の上昇は異常で、そう中心地でもない彼女のマンションの家賃も数年前に比べて2倍弱にもなっているそうです。

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そして夕方からは、上海時代の同僚、Yちゃんのお宅にお邪魔しました。
Yちゃんは上海で出会ったスウェーデン人と結婚して、今も上海に住んでいます。
北欧食器で、スウェーデンの紅茶を淹れてもらいました。

彼女も以前住んでいた部屋の家賃増額に伴って引っ越しをしたそうですが、いい物件はまさに取り合いで、その賃料は東京とほとんど変わらないんじゃないかというくらいの値段でした・・!

ひー・・わたし、今だったら住めてないかもねぇ。

そういった歪みや格差はまだまだありますが、それでも上海から中国が少しずつ豊かになっていくことを、わたしたちは祝福したのでした。(紅茶でね)

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