上海散歩・1

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杭州駅から高速鉄道に乗り、上海へ向かいます。
今年事故があったことで知られる和偕号、以前乗ったことがあるとは言え、さすがにちょっとドキドキしたけど、快適。
杭州⇔上海は1時間の乗車、あっという間に到着です。料金は少しいい席で、124元(約1,500円)でした。

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わたしが上海に住んでいたのは2004年から2007年。最後に訪れたのは、2009年です。
当時は万博に向けた工事で町が砂埃と回り道だらけでしたが、さてどう変貌を遂げたのか、楽しみです!

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到着した上海虹橋駅は、2010年に完成した新しい駅で、主に高速鉄道のターミナルになっている様子。
そして、4年前には4線しかなかった地下鉄が、11号線まで開通していました。
東京みたいに、ホントに地下鉄でどこへでも行けるようになったんだなぁ。
9月末に地下鉄事故があったことで、今後運営・管理方面もますます強化されていくでしょう。

地下鉄に乗って30分ほど、今回のホテルは人民広場のすぐ近く、老舗のMarvel Hotelです。
ロケーション、部屋の清潔さ、設備(コインランドリー有)、価格など、タイほどではありませんが快適です。

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ホテルの周辺を散策です。
すぐ裏には雲南路という小さなグルメストリートがあり、本場のグルメを安価で楽しめます。
15分ほどで、書籍や文房具の店が連なる福州路へ。上海書城という巨大ブックストアで、中国茶の本を数冊買いました。

今回、驚いたのが、上海の空の青さです!一年中白くくすんでいた上海の空が・・・青い~!
去年の上海万博に向けて一斉に行われていた工事が終了したこと、ディーゼル車が減ったことなどが理由だと思われますが、空が青いと都市の印象もずいぶん違うものです。

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夜は、すっかり上海の定番スポットになった「新天地」へごはんを食べに行きました。
久しぶりに歩いた准海路は、有名ブランドショップのイルミネーションできらびやか。

新天地ができた当時は、ヨーロッパ風の建物とおしゃれなカフェやレストランに、人工的な異空間を感じましたが、今や開発の進んだ上海で、新天地はさりげなく町になじんだ、むしろ小さなエリアにさえ感じるのでした。

日本のAfternoon TeaやベルギーのGODIVAカフェなどもOPENしており、スイーツの環境も激変したようです。
ホテルの周りを歩いただけでその環境の変化に驚いたわたし、明日からの日々が楽しみです。

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大阪府生まれ。 大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)卒業。 1998年北京広播学院、2004年上海戯劇学院に留学。 その後、上海にて3年間のOL生活を経て2007年に日本帰国。

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