近頃、上海では「日本」を強く意識する展示会、展覧会を目にする事が多いような気がします。
上海博物館では、5/10-7/10まで《京都醍醐寺艺术珍宝展》が開催されています。
この展示については後日またご報告するとして、高島屋5階の催事場で6/4-13まで開催されている《~アートになった染織~日本の伝統染織の世界》を観てきました。
思いの外、展示品は少なかったのですが ㈱龍村美術織物の創作の世界を垣間見ることができました。
今では丸帯など一般的には使われませんが正にアートとしての織物なんですね。
今年で創業122年初代龍村平蔵さんが、高島屋と共にオリジナルの帯柄を創作し続けて80年余り、全てに龍村平蔵製と記されているとご説明を受けました。
中国の方向けの展示会で日本人の私が日本の伝統美術をより深く知るって面白いですよね。