留学生の声第11回: 本多 真一郎 さん

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何か針の振れ幅が大きい上海。このダイナミクスさは、日本では味わえません

1. 滞在は何年何月からどのくらいの期間?

2007.03-2007.12(就学中)

2. こどもの頃の中国のイメージと現在のイメージは?

子供の頃は、「たたかえ!!ラーメンマン(闘将!!拉麺男)」のイメージ。中国を舞台にした拳法漫画で、主人公のラーメンマンが中国各地を訪れ、様々な敵と戦っていくストーリーなんですが、その激しさと武闘派なイメージですね。現在のイメージは、アジアの近未来都市。アジアだけど西洋の文化が融合していて、グローバルな人たちが集まってくるイメージです。上海人についてはまだナゾが多いですが、新しいもの好きなところが自分と一緒だなと感じています。

3. 一番最初の中国との出会いは?

2001年に旅行で上海に来たのが最初ですね。そのときに何かのインスピレーションを感じました。理屈ではなく、何かが自分を来させました。

4. 中国行きの直接的な契機は?

もともと英会話を習っていたのですが、上海旅行のあと、いつか自分は上海に来るだろうという思いから中国語会話を習い始めました。そんなときにとある音楽雑誌で中国でJ-POPを広めようとしている人がいることを知り、連絡してみたんです。自分がやりたいことをやっている人がいた驚きと、ビジネススクール(大学院)が修了したこともきっかけとなり、上海へ渡る決意を固めました。

5. 渡航形態は(自費 or 奨学金、語学 or 研究 or 仕事…)?

自費留学

6. 渡航準備で苦労したことは(お金や家族の説得などなど)?

両親の説得。なぜ今?なぜこの年齢で?など、モメましたが、最後は理解してくれました。

7. 最も好きな中華料理は?

新疆料理。日本にいる頃はえびのチリソースが好きだったんですけど、上海にはあのえびのチリソースはないですね。

8. 滞在して最も良かったことは?

大陸の時間っていうんでしょうか。日本に居たときと比べ、時間がゆっくり流れているような気がします。それを感じられていることは、うれしいです。

9. 滞在中最も驚いたり面白かったりしたことは?(クラスで、職場で、家庭で…)

交通マナー。日本とは暗黙のルールが違うのかもしれませんが、人が優先されないことに驚きました。

10. 滞在中最も印象が悪かったことは?

水まわりが悪いところが多いこと。トイレの紙が流せないことに抵抗がありますね・・・

11. 最後に、これから行く人にメッセージをお願いします。

若い人にはすべてが良い経験になると思いますので、楽しんでください。すでに社会人の方は、いい意味で自分をリセットできることでしょう。そして、多くのことが未整備で、発展途中の中国で、やりたいことが何なのか、きっと見つかると思います。

本多さんの留学していた大学は・・・

【復旦大学】
住所: 上海市政通路280号 〒200433
問合せ: 国際文化交流学院
URL: http://www.fudan.edu.cn/

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宮城県生まれ。 国際基督教大学教養学部卒業。2004年より上海戯劇学院に留学。 その後、上海にて映像制作の仕事に関わる。現在は東京で、コーディネーターときどきウェブ、イベント制作を担当しています。

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