2015東京・中国映画週間スペシャルインタビュー:『十二公民』徐昴監督

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    2015東京・中国映画週間(NPO法人日中映画祭実行委員会主催)にて、『十二公民』の徐昴監督にインタビューさせていただきました。
    日本でも舞台に出演されたり、ご自身で舞台演出を手掛ける徐監督。
    落ち着いた語り口調からクールな印象を受けましたが、お茶目な回答もあり、また舞台や映画に真摯に向き合う姿勢から、創作に対して内に秘めた情熱を感じました。

    今後の活躍も要チェックです!

    [vc_video link=”https://youtu.be/wLrc2Y4p1Os”]

    徐昴監督
    Xu, Ang
    中央戯劇学院監督課を卒業。中国殿堂劇団「北京人芸」最年少監督。主な作品に「我愛桃花」、「操場」、「女僕」、「南街北院」、「動物園的故事」など。2006年の監督作品「情人」は東京国際演劇賞の金賞を受賞。2012年、陳道明と何氷を主演に迎えた演劇「喜劇的憂傷」は、中国演劇史上の最高興行収入を記録した。映画「十二公民」は初監督作品。

    [vc_video link=”https://youtu.be/wi2fuIuFZ0s”]

    「十二公民」 原題:十二公民 12 Citizens (2014年)
    主演:何氷(フー・ビン)、韓童生(ハン・トンション)、張永強(ジャン・ヨンチァン)
    上映時間:108分
    あらすじ:『十二公民』は争議と疑問のある、お金持ちの家庭の子が父親を殺す案件を巡って展開される作品。 一つの模擬裁判で、何の関係もない12名の社会各階層の人々が集まり、裁判員として“子が親を殺した”案件の訴訟について激しい論争を始める。彼らの論争の結果により、被告の“生死”が決まる。タクシー運転手、不動産業者、数学教授、地域の保安官、北京の原住民、自営業者、保険のセールスマン等、様々な社会人が初めて会い、一つの裁判所で議論する。廃墟になった体育館内、12人の裁判員の意見が一致しないと終わらない裁判。11人が有罪と主張し、すべての証拠も同じ結果を指した時、若い容疑者は死を目の前にする。すべての手掛かりが一つずつ議論され、やがて疑問点が現れ、若者の知らされていないストーリーも水面に浮かんでくる……

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    宮城県生まれ。 国際基督教大学教養学部卒業。2004年より上海戯劇学院に留学。 その後、上海にて映像制作の仕事に関わる。現在は東京で、コーディネーターときどきウェブ、イベント制作を担当しています。

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